腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)について
特徴
- 痛みの出る部位:膝の外側(大腿骨上果)に痛みが現れる
- 外傷とは関係なくランニング時に生じる
- 階段の上り下りで不快感を感じる
原因
腸脛靭帯炎は人工的な路面での下りや平地のランニングで、オーバーストライドや過度のヒールストライクによって生じると考えられています。
ほとんどの腸脛靭帯炎に悩むランナーは,中殿筋と小殿筋(臀部を安定させる筋)に比べて大腿四頭筋のはたらきが強すぎる傾向があります。臀部が緊張を保てず、膝を横切る腸脛靭帯はさらに緊張を増し、よく見られる膝外側の痛みを生じます。
(人体で一番大きなお尻の筋肉の大臀筋をうまく使えていない。)