「いつもどおりランニングを楽しんでいたら膝、足裏、スネ、かかと…が痛い…」
走ることを挫折したり、何度も中断してしまうランナーは多いのではないでしょうか?
初心者のランナーの方が最初にぶつかる壁に、足の痛みや違和感などが生じる「ランニング障害」があります。
株式会社ストライドの調査ではランニングを始めてから1年以内に、足の痛みや違和感を覚えたランナーは65.6%に上りました。
そのうち61.7%が、痛みによって走るのをやめたり中断したりしたことがあると答えています。
(株式会社ストライド:「コロナ禍における運動意識&ランニング障害の実態調査」正しい姿勢で走ることでランニング障害のリスク低減→□)
初心者ランナー、再開ランナーにとって足の痛み・違和感は身近な問題で、ランニング障害に繋がりかねないリスクを抱えていることが浮き彫りとなりました。
ランニング障害を防ぐためは、
正しい「フォーム」と「シューズ選び」が重要
ランニング中の足の痛みや違和感の原因について聞いたところ、「ランニングフォーム」または「ランニングシューズ」であるとの回答が65.8%にのぼりました。
また、92.3%が怪我をしないためには正しいフォームとランニングシューズ選びが重要であると考えている一方で、自分のランニングフォームに自信があると答えた人はわずか20.7%、シューズ選びに自信がある人も26.9%にとどまっています。
ランニングフォームとシューズが足の痛みの原因となり得ることを理解しているにも関わらず、正しいフォームが分からずシューズ選びにも自信がない人が多くいることが分かりました。
(株式会社ストライド:「コロナ禍における運動意識&ランニング障害の実態調査」正しい姿勢で走ることでランニング障害のリスク低減〜→□ )
ランニング障害とは
ランニング障害の主な原因に「ランニング・フォーム」があげられます。
一部の関節、筋肉に集中してストレスのかかるランニング・フォームで過度のトレーニングをすると、その小さなストレスが蓄積され、「炎症」や「痛み」という「オーバーユーズ」状態となって現れて来ます。それを「ランニング障害」といいます。
代表的なランニング障害
👇(症状はそれぞれのページを御覧ください)👇
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アキレス腱周囲炎
(アキレス腱の付近に腫れや痛みを伴う)→□ -
シンスプリント
(脛骨[すねの部分]の前方内側に疼痛)→□ -
足底筋膜炎[そくていきんまくえん]
(かかとの前方に痛み)→□ -
腸脛靭帯炎[ちょうけいじんたいえん]
(膝の外側の痛み)→□
またランニング障害の主な原因としては下記のようなケースが考えられます。
- 既往歴
- ランニング経験の不足
- 競技性の高さ
- 走行距離の長さ
ランニング中、またはランニング後に発生する痛みの全てが
「ランニング障害」とは限りません。
- ランニング障害のほとんどは関節内部の問題ではなく、関節周囲の一時的な問題であることが多い。
- 完全休養をとることで一時的に無くなることが多い。
いっけん、その部位だけが痛いと感じるアキレス腱周囲炎や腸脛靭帯炎などは、膝関節や足関節自体の問題ではありません。
ランニングを中断することで痛みはなくなりますが、
根本的な改善には原因となるランニングフォームや練習内容を見直す必要があります。
STRIDE LABは「生涯スポーツ」をコンセプトに地域の健康レベルの向上を目的としています。
九州にオープンした福岡店も、ウォーキング・ランニング・ハイキングなどを障害継続できるスポーツとして、地域に合わせた楽しみ方、続け方を引き続き提案してまいります。
ぜひ正しい姿勢を維持できるシューズを手に入れ、ランニングフォームを身につけてください。
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STRIDE LAB福岡
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定休日:月曜日・木曜日
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STRIDE LABを運営する株式会社ストライドの調査が記事になりました↓
①「コロナ禍における運動意識&ランニング障害の実態調査」外出自粛で運動不足を感じる人、ランニング頻度が増えた人は6割 初心者ランナーの約7割が足の痛みでランニング中断の経験あり
②【コロナ禍でのランニング調査】 マスク着用のランニングで心肺への負担が増大、呼吸困難もスポーツ科学の専門家「マスクランはゆったりとしたペースで」