足底筋膜炎(そくていきんまくえん)*足の裏側のかかとの前方に痛み【代表的なランニング障害】

足底筋膜炎について

特徴

・かかとの前方に疼痛
・ランニング時だけではなく朝立ち上がる時などでも痛みを感じる事がある


原因

足底筋膜炎は走る人だけに限らず普段の生活でも発症することが多く、それだけ様々な原因があります。
足底筋膜炎の主な原因はランニング、ジャンピング運動のオーバーロード(過負荷)と言われています。

特にトレーニングの強度を急激に変えた時に起こりやすいと言われています。繰り返し行われるランニングやジャンプの動作の結果、足底部の筋膜が繰り返し激しい牽引刺激を受け、微小断裂や炎症を起こし痛みを発生させます。

もちろん歩き方や走り方が原因のことが多いのですが、そもそもの足の状態が大きく影響していることもあり、下記のような状態の方は足底筋膜炎を引き起こしやすい可能性もあります。

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足底筋膜炎を引き起こしやすい状態

□ハイアーチ

土踏まずを形成している内側アーチが高く、甲高になりやすい状態。

スピネーション傾向
着地したときに外側に荷重がかかりやすくなる。そのためアーチの衝撃吸収能力が失われたり、踵骨がずれる事で着地の衝撃を吸収する「健全なプロネーション」も起きにくくなっている事があります。

□フラットフィート


プロネーション傾向
土踏まずが落ちてしまい、アーチが低すぎるとプロネーションが強すぎて衝撃吸収することができなくなっていることがある。いわゆるオーバープロネーション。

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改善方法

1)短期間の休養

状態が落ち着くまで。数日~1週間ほど休息。腸脛靭帯炎は2週間以上休んだところで完全には良くなりません。
多くのランナーが半年~1年ほどの休養の後、トレーニングを再開するとすぐに問題が再発すると報告されています。
ランニングフォームが悪いと再発する…筋のアンバランスは休むことによって改善されないということです。

 

2)ランニングフォームの改善

ランニング中の足部の設置位置について

「オーバーストライド」の状態で足部を身体より前方で接地させてしまうと、足底筋、腓腹筋、ハムストリングが伸張性筋収縮(エキセントリック)を行いながら衝撃吸収を繰り返し、その刺激によって細かい筋繊維にダメージが広がります。この乱れたランニングフォームにより足底筋膜炎になっていしまうランナーが多いのです。

走る際にはオーバーストライド(接地位置が重心の前方)にはならないように気をつけましょう。

重心の真下に近い位置で設置している場合は接地時の衝撃の強さ(ブレーキング)は前足部接地(フォアフット)でも後足部接地(ヒールストライク)でも減少します。

*優しく音を立てないように意識して走ると自然と重心の真下に近い位置で設置しています。


足底筋膜炎に有効な商品

OS1stシリーズ

OS1stのサポーターを使い炎症が起きている部分を適度に圧迫することはとても有効です。

ALTRAのランニングシューズ

症状が完治してからランニングテクニックの見直しを行いましょう。

 

STRASSBURG SOCK(ストラスバーグソック)

 

STRIDE LABで扱っています。

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